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平谷美樹の歌詠川通信

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2018年 年末のご挨拶

毎年のことすが、一年があっという間に過ぎてしまいました。
しかし、今年は少し違います。
春に【柳は萌ゆる】の連載が終了したことや、【鍬ヶ崎心中】を刊行したことを考えると、「ずいぶん長い一年だったなぁ」とも思えるのです。
理由は簡単。今年はいつもよりも色々なことがあったからです。
戊辰戦争終結150年。そして【柳は萌ゆる】の主人公である楢山佐渡が没して150年。そういう関係で、いつもの年よりも多くの講演に招かれました。
中でも楢山佐渡の150年遠忌の法要に参列し、講演したことは新鮮な(と言うと不遜ですが)体験でした。
また、夏には高校生を対象とした小説創作のワークショップの講師を勤めました。
創作講座は紫波町の《あらえびす文章講座》と、金ヶ崎町の《シナリオ講座》それから、東和町の文章講座で講演しました。
わたしは講演の時には必ず講演原稿を書きます。原稿なしで講演すると、話が脱線して、重要なことを話し忘れることがあるからです。
たいていA4の紙で8枚から9枚ほどですから、400字詰め原稿用紙で30枚程度。ワークショップはもう少し多かったかな――。
依頼された小説の原稿と、講演原稿の執筆時間をパズルを組み立てるようにして時間を確保しました。畢竟、自由になる時間が減り、釣りに行く機会も極端に少なくなってしまいました。「忙しい」と言うのが嫌いなので平然とした顔をしていましたが、実のところ、現在、へとへとの状態です(笑)。
なにより、いつもの年と違う感覚をもたらしているのは、【盛岡文士劇】への出演です。
芝居っ気がないものですから、ずっと出演を断り続けていたのですが、突然の宗旨替えの理由は、【柳は萌ゆる】が原作に選ばれたことでした。
脚本の道又力氏には「平谷さんを文士劇に引き込むための策略」だったとのことですが、「原作者はやはり、出てもらわないと」という説得に屈したのでありました。
いつも一人で物語を書く仕事をしていますから、チームでなにかを作り上げるというのは、教師をしていた頃以来の体験でした。
素直に書きますと、楽しかった(苦笑)。
特に、稽古が終わった後の反省会――飲み会がとても楽しかった。わたしは車で行っていましたから、ノンアルコールビールでつき合いました。高速を使って家に帰り着くのは午前1時頃になるのですが、週に2回の稽古(週3の稽古でしたが、1日はシナリオ講座があるために欠席)は苦になりませんでした。
ゲネプロで台詞を忘れて頭が真っ白になり、大失態をやらかしたのですが、本番はなんとか大きな失敗をせずにすみました。
講演では、聴講する人たちが何人いようと緊張しないのですが、馴れない芝居の舞台ではガチガチに緊張していました。そして、最後の舞台の緞帳が降りた瞬間の達成感は、今まで感じたことのないほど強烈でした。
岩手限定ですが、1月3日にテレビ放送されますので、ご覧下さい。わたしの出番は少ないですが(笑)。
連載の終了から刊行してくれる出版社探し。150年遠忌を始めとした数々の講演。そして文士劇――。今年はほとんど【柳は萌ゆる】一色でした。
原稿そのものは、連載開始には脱稿していましたので、わたしにとってはすでに2年前の作品です。それがこれほどに影響を引っ張るというのも初めての体験でした。
実のところ、来年までその影響は続いていて、3日のテレビ放送に続き1月の中頃には【柳は萌ゆる】のサイン会&トークショーがありますし、2月には講演があります。
しかしいつまでも【柳は萌ゆる】に浸っているわけにもいきません。
新しいシリーズも立ち上げなければなりませんし、シリーズの続きの執筆も待っています。単行本の話も出ているのでそちらも考えなければなりません。
今のところ、来年は3冊決まっていますが、あと4、5冊は書きたいなと思っています。
その中の2冊は単行本で出したいな――。
ということで、1年間、ほとんど情報しか流せませんでしたが、ご覧になっていただき、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

〈文・平谷美樹〉
 

# by y-hiraya | 2018-12-31 18:15 | ご挨拶 | Comments(0)

御礼「人外サーカス」「C市からの呼び声」「因業探偵リターンズ 新藤礼都の冒険 」

小林泰三さんより新刊を3冊いただきました。
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「人外サーカス」(KADOKAWA)

【経営不振のサーカス団を吸血鬼が襲う。
団員たちは恐怖し混乱するも、それぞれの特技で対抗し始める。
だが、マジシャンの蘭堂はある違和感に気がつき…。サバイバル・ミステリ。
『文芸カドカワ』連載を加筆し書籍化。】(「TRC MARC」の商品解説より)













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「C市からの呼び声(クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)」(創土社)

【対Cthulhu兵器を作るための研究所を建てる土地を探す調査チーム。
彼らは日本の寂れた漁師町を訪れ…。
Cthulhu復活前後の人類と社会の変容をテーマにした短編「C市」と、
その前日譚「C市に続く道」を収録する。】
(「TRC MARC」の商品解説より)












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「因業探偵リターンズ 新藤礼都の冒険 」(光文社文庫)

【抜群の頭脳と美貌、そして最悪の性格を併せ持つ女探偵・新藤礼都。
怪しげなバイトを掛け持つ彼女はその先々で真実を暴き出し…。
礼都の活躍を描く異色の連作ミステリー。
『Web光文社文庫』連載に書下ろしを加え文庫化。】
(「TRC MARC」の商品解説より)












ありがとうございました。

〈文・管理人M〉

# by y-hiraya | 2018-12-30 17:50 | Comments(0)

トークショー&サイン会、やります

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年明けの1月13日(日)午後2時より、盛岡の東山堂イオンモール前潟盛岡店にて
トークショー&サイン会をやらせていただくことになりました。

トークショーはどなたでも無料でお聞きいただけます。
サイン会は、東山堂イオンモール前潟盛岡店で平谷美樹の著作をご購入の方のみになります。
「柳は萌ゆる」以外の作品でもOKです。
ご購入の際に参加ご希望の旨をレジにてお伝えいただくと、イベント参加用の整理券がもらえます。
整理券はイベント当日にご持参ください。

詳しくは、実業之日本社のHPで。
http://www.j-n.co.jp/event/?article_id=519

どうぞよろしくお願いします。

〈文・管理人M〉

# by y-hiraya | 2018-12-28 21:02 | 告知 | Comments(0)