平谷美樹の歌詠川通信

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ラ・クラ9月号 出ました

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連載エッセイ『平泉夢想紀行』、
今回は「消えた藤原氏の財宝」です。
主に北東北の書店・コンビニで発売されています。
通販でも購入できますので、詳しくはこちらをご覧下さい。

〈文・管理人M〉
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# by y-hiraya | 2008-08-25 21:28 | 告知 | Comments(0)

作品紹介・その11 『創世記の筺(ジェネシス・キューブ)』

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『創世記の筺(ジェネシス・キューブ)』は「SFマガジン」(早川書房・刊)01年2月号に発表された短編である。ある男がひっそりと犯した、神殺しの物語だ。

小惑星群の片隅で、森山が見つけた四角い“筺”。
その内部には生命の素が詰まっていた。
人類はその“筺”から発生したことを、森山は知ってしまう……。

『エリ・エリ』のサイドストーリーではあるが、内容的には本編とはあまり関係がない。
主人公が神殺しに及んだ理由を、もう少し書き込むべきだったろう。

〈文・管理人M〉

※前回紹介した『運河の果て』は、発表年月日の順で行くと『創世記の筺』の次となります。
 『創世記の筺』が〈その11〉、『運河の果て』が〈その12〉です。
 訂正いたします。
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# by y-hiraya | 2008-08-24 15:23 | 作品紹介 | Comments(0)

作品紹介・その12 『運河の果て』

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29世紀、火星。
17歳のアニス・ソーヤーは自らの“性別”を決定するため、ナローボートで火星の運河を巡る旅に出た。
一方、外惑星連合の議員リン・ワースリーは、火星と地球・木星のあいだで勃発したある事件の調査に乗り出していた……。

『運河の果て』は01年6月、3作目の長編として角川春樹事務所から刊行された。
テラフォーミングが施され人類を受け入れた火星を舞台にした本作では、資源採掘に絡む陰謀と火星の古代文明の秘密が描かれる。

現在“火星人の造った運河”などない、というのが定説になっているが、本作ではそれが実は“あった”という設定になっている。
その設定が“ナローボートの旅”という詩情豊かな展開を生み出し、そこにブラッドベリの『火星年代記』と重なるものを感じた読者も多かったようだ。


(ナローボートとはイギリスの運河で用いられる幅の狭い船。以前は荷物の運搬に使われたが、現在では旅行や観光にも利用される。)

〈文・管理人M〉
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# by y-hiraya | 2008-08-15 15:20 | 作品紹介 | Comments(0)