平谷美樹の歌詠川通信

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「義経暗殺」ポップ&紹介文

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双葉文庫さんに「義経暗殺」のポップを作っていただきました。
苗村さとみさんのイラストが美しい!


そして、以下はアマゾンさんに掲載されていた紹介文です。

【商品の説明 】
内容紹介

1189年、兄頼朝に追い詰められ、平泉に逃げ込んだ義経。
頼朝の圧力を受けて、奥州藤原氏・泰衡が衣川で義経を討ち取ったというのが歴史の定説である――
しかし、この物語は通説を覆し、義経が妻子とともに自害したところから始まる。
ただ、自害とするには現場の状況、義経の心理面などを洞察すれば不自然なことも多い……
この謎に「吾妻鏡」に驚異の博覧強記としてその名が上がる、“頭脳の人"清原実俊が挑む。
中級の文官である実俊だが、たとえ泰衡相手でも、強気の姿勢を崩さない豪放な性格である。
それを苦心して諫めているのが従者の葛丸(男装しているが、実は女性)。泰衡、頼朝の刺客、
弁慶、藤原一族。実俊がさまざまな“容疑者"を調べ、推理していく、傑作歴史ミステリー小説。


内容(「BOOK」データベースより)

百年の平和と栄華を誇る奥州平泉にとって、落ちのびてきた源義経はまるで疫病神であった。新たに覇権を握った源頼朝が、追討令が出ている義経を口実に、奥州藤原氏を潰しにかかるは必定―。対応を巡って意見が対立する中、突如として義経は死んだ。あたかも妻子を伴っての自害に見えるが…。平泉の天才文官・清原実俊が、従者の葛丸らとともに真相解明に乗り出す。運命に翻弄される者たちの熱誠が胸を打ち、恐るべき真実が結末に待ち受ける、歴史ミステリーの傑作がここに誕生!


ひとりでも多くの方に手にとっていただけますように!


〈文・管理人M〉


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# by y-hiraya | 2018-02-19 17:16 | 本について | Comments(0)

「柳は萌ゆる」最終回を迎えて

岩手日報に連載していた「柳は萌ゆる」が、本日最終回を迎えました。
1年7カ月に渡っての長い連載でありました。
最終回が近づいた頃から「いつ本になるの?」「まとめて読みたいから、連載は我慢して読んでいない」という話をされるようになりました。具体的なことはまだ決まっていませんから、少々お待ち下さい。
連載開始した時にはすでに原稿を書き上げていたのですが、古山拓さんがどういうイラストを描いてくれるか毎日楽しみにしておりました。
以前から、「友人の書家、伊藤康子さんの題字で。画家古山拓さんのイラストで連載をやってみたい」と願っていましたから、その夢が叶った企画でありました。
以前、河北新報で「沙棗――義経になった男」を連載した時も、今回も、執筆開始時から明確にラストシーンが浮かんでいました。そこに向かって突き進むように書き綴った物語ですが、思い返してみれば、両方とも「植物」で物語が結ばれています。
「義経になった男」では「沙棗」。「柳は萌ゆる」では「柳」。意図したわけではなく偶然です。昨日、ある方と能の話をしまして、「能では植物の精霊が物語の目撃者になることが多い」ということを知りました。
「義経になった男」では沙棗という植物がキーワードになります。「柳は萌ゆる」では、植物としての柳というよりも、象徴として随所に登場しました。
来月刊行される「鍬ヶ崎心中」では、桜の古木が出てきます。カバーも桜の絵です。東北、岩手を舞台に描くわたしの作品には、もしかすると植物に関わるものが多いかもしれません。
岩手の歴史にはまだまだ、あまり語られていない面白い出来事があり、興味深い人物がいます。書きたい作品が現在3~4作ありますが、舞台となる時代をピンポイントでしか勉強していないので、まだまだ知らない知らないことが多く、これからもその数は増えていくでしょう。
わたしが書く作品の舞台は江戸が多いのですが、岩手の歴史もぽつりぽつりと書いて行くつもりです。

ああ――。最終回を迎えるとなんだか寂しいですね。
作品の脱稿時には達成感がありますが、連載の終了時には寂寥感があります。
もちろん、作品世界にいつまでも浸っていたいという思いはありますから、脱稿した時には寂しく感じますが、やはり「書ききった」という達成感の方が強いのです。
アマチュアの頃は、1作書き上げると抜け殻のようになっていましたが、小説で飯を食うようになってからは、そんなことは言っていられません。脱稿したその日から、別の作品を書き始める日々です。
現在は、電子書籍で毎月1本書いている短編と、江戸を舞台にした新しいシリーズ物を並行して書いています。プロットの返事待ちの作品が1本。余裕がありそうなので、嫁入り先の決まっていない、岩手を舞台にした話を書こうと思っています。
さて、今日は江戸の景色に浸りながら怪異譚を書きますか。

〈文・平谷美樹〉


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# by y-hiraya | 2018-02-17 15:54 | 雑記 | Comments(1)

「義経暗殺」

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新刊「義経暗殺」(双葉文庫・刊)、本日刊行です。

【奥州平泉に落ちのびてきた源義経を巡り、奥州藤原氏一族の意見が対立する中、突如義経が死んだ。
平家を打ち破った英雄に何が起きたのか? 死の真相を平泉の天才役人・清原実俊が追う。
黒幕は一族の誰かか、兄・頼朝か…。】(「TRC MARC」の商品解説より)

どうぞよろしくお願いします。

〈文・管理人M〉

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# by y-hiraya | 2018-02-15 17:18 | 告知 | Comments(0)