平谷美樹の歌詠川通信

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「約束の地」 角川春樹事務所刊

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「約束の地」というタイトルはたくさんありますね(笑)
ぼくの「約束の地」は超能力者モノです。
“本物”の超能力者を追うルポライターと、
社会の中に埋没して生きている超能力者たち。
超能力者たちをかくまう廃村の老人たち。
そして、彼らの力を利用しようとする国家機関。
テーマは「マイノリティー」です。
アクション満載。泣かせ場面もあります(笑)

「マイノリティー感覚」は幼い頃から持っていました。
小学校時代はけっこういじめられましたし、
成績も悪かったので担任教師たちからは酷い扱いもうけました。
転校生でしたからね。うまくとけ込めなかったのでしょう。
ただ、中学校に入学してすぐに開き直りましたので、
二度とぼくをいじめる者はいませんでしたが、
「マイノリティー感覚」はずっと続いていました。
で、得た結論は、「相容れないものは、いつまでも相容れない」ということ。
もしかすると「自伝的作品」であるのかもしれません(笑)

ラスト近くに超絶的な力が発揮される部分があって、そこが荒唐無稽だという批評がありました。
しかし、超能力じたいが荒唐無稽なのですから(笑)
「そこまでの力を持たなければ、マイノリティーである超能力者たちは生き残れない」
と読みとって頂ければうれしかったな。

SFが続きましたから、次は釣り小説といきますか。

「歌詠川物語」 釣り人社刊
フライフィッシング小説ですが、フライをしない方も楽しめます。

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by y-hiraya | 2009-01-05 17:54 | 作品の召し上がり方 | Comments(0)